用途に合った金属を出力できるプリンターを選ぼう

3dプリンターで出力できるのはプラスチック樹脂だけではありません。作るものによっては金属を原料に造形する3dプリンターを利用する事になります。一言で金属3dプリンターと言っても用途に合ったクラスのプリンター、同クラスでも求める出来に応じた機種を選ぶ必要があります。

3dプリンターといっても業務用から家庭用まで、サイズも値段も大きく変わることをご存知ですか。例えば主に金型を作るなどの目的なら業務用の大型が必要になりますし、家庭の金属部品を作りたいなら家庭用の小さなプリンターで十分です。更にクラスに関わらず求める精度によって価格は変わってきます。

精度は造形方式で違いが決まります。大きく分けて金属粉を積み上げて凝固させるメタルデポジション方式と、敷き詰めた金属粉の中から造形したい部分だけ凝固させるパウダーヘッド方式に大別されます。前者は作成が早い一方精密さに欠け、後者は材料費と時間がかかる代わりに正確な造形が可能となります。方式ごとに各社製品を掲載していますので造形サイズ、品質に応じた商品を写真や公表データで比較してください。

SOLIZE Products株式会社

総合評価 ★★★★★
利用満足度 ★★★★
利用しやすさ ★★★★
情報量 ★★★★★
サービス性 ★★★★★
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SOLIZE Products株式会社は、ものづくりプロデュースを行う1990年設立の会社です。国内でどこよりも早く3dプリンターを導入した、3次元データを使用するものづくりのパイオニアと言える存在です。

長年培ってきた3dプリンターの造形技術と自社研究開発による技術を融合させ、設計段階では確認が不可能だった機能及び性能評価を可能にしました。また、顧客の開発精度向上に貢献すべく金属3dプリンターも追加導入し、試作モデル製作の造形技術をさらに向上しました。

ものづくりは革新性を持ち、精神性も高い技術という意味が込められているとし、工場で大量生産する製造とは一線を画する仕事を理念にしています。営業は平日のみ、試作モデル製作だけでなく、各種プリンター販売や保守も手がけています。

キャノン

総合評価 ★★★★★
利用満足度 ★★★★★
利用しやすさ ★★★★★
情報量 ★★★★
サービス性 ★★★★★
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キャノンでは、金属粉末をレーザーで溶融して、3Dプリンターを使って造形を作るプリンターを販売しております。3dプリンターで造形を作れるものとして、整形外科で使うインプラントや腕時計・宝飾製造、航空宇宙業界の部品など形作ることが出来ます。

金属粉末を使って3dプリンターを作った例もご覧になることが出来ます。本物と同じような形で造形を作ることが出来るので、いろいろな用途で使えるようになっています。標準的な金属材料の他、合金やセラミックスなどを用いて、広範囲な造形材料で造形が可能となっています。

特許技術の材料パウダーレイヤリングシステムを採用しておりますので、高精度の製品を作ることが出来るようになっています。動画でもキャノンの金属などで造形を作れる3dプリンターを紹介されています。カタログもダウンロード出来るようになっていますので、すぐに製品を選ぶことが出来るようになっています。

丸紅情報システムズ

総合評価 ★★★★
利用満足度 ★★★
利用しやすさ ★★★★
情報量 ★★★★★
サービス性 ★★★
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設置環境はもちろんなのですが、設備に関しても高額な費用をかけずに済むようになっているのです。そして従来の金属3dプリンターと比較したとしても、かなり安価になっているため、経費などを抑えるには向いています。

丸紅情報システムズでは材料押出方式というやり方を採用しています。そして造形できた後は、専用炉で加熱を行うのです。そのためこれまででは造形するのが困難だと言われてきたモデルでも、形にすることが可能となりました。

設置してみたものの、使い勝手が良くないのでは意味がありません。その点で言えばこちらの会社の商品なら、工具や手でサポート部を外すことが可能なので、比較的誰でも行えます。さらに専用ルームや外部換気の装置がなくても問題ないため、オフィスにも設置できます。

白銅

総合評価 ★★★
利用満足度 ★★★★
利用しやすさ ★★★★
情報量 ★★★
サービス性 ★★★
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白銅株式会社が提供する3dプリンターは、積層型の造形と高い技術を組み合わせた金属加工を行う製品です。複雑な形状の製品を一体構造で加工する事で、複数のパーツを同時に造形し、素早い性能評価を行う事が出来ます。

加工可能な素材の幅も広く、アルミニウムやステンレスに加え、強度の高いチタンや特殊鋼までカバーしています。伴って生産品の用途に関しても、自動車製品・金型等から、特に高い精度を問われる医療用品や硬度を問われる航空機部品までと幅広くなっています。

更に白銅株式会社は、金属3dプリンター造形におけるJISQ9100の認証規格を取得しています。安全・安心の加工、実現難易度が高い形状の加工を実現する客観的な裏付けが整っています。

リコー

総合評価 ★★★★
利用満足度 ★★★★★
利用しやすさ ★★★★★
情報量 ★★★★
サービス性 ★★★
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リコーでは3dプリンターを知り尽くした熟練の技術者が、初心者からプロユースまで丁寧にサポートいたします。お客様の要望に柔軟に対応するため、金属から樹脂まで様々な造形材料を取り揃えております。ご予算や用途に合わせた最適なご提案をさせていただきます。

「RICOH Rapid Fab」では、実際に造形された3dプリンターのサンプルを見学できます。サンプルを実際に見て触れることで、造形物の質感や精度をお客様ご自身で確かめることができます。また、技術者との対面相談の場を設けており、初めてのお客様も安心して利用することができます。

短納期で高品質な造形物を希望されるお客様や、精度や質感にお悩みの方、エラー修正にも迅速に対応します。3dプリンターを長年活用してきたスペシャリストによる手厚いサポートがあるので安心です。

PP3DP.JP

総合評価 ★★★
利用満足度 ★★★★
利用しやすさ ★★★★★
情報量 ★★★
サービス性 ★★★★
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PP3DP.JPは、金属製品を生成できる3dプリンターも扱っている会社です。他にも豊富なフィラメントがあり、フィラメントを利用したカラフルな造形物も作ることが可能です。PP3DP.JPでは、初期設定や簡易講習サービスを実施しています。

PP3DP.JPの実施している初期設定と簡易講習サービスでは、顧客の自宅まで足を運び懇切丁寧に教えてもらうことが可能です。講習内容は約3時間程度となりますが、その内容はとても充実していて、初心者でもその日から使えるようになります。

PP3DP.JPでは、3Dプリンターの購入を検討している人に対して、実際に3dプリンターにて作成した、プリントサンプルを提供しています。プリとサンプルは、UP Plus2で積層0.2mmにてプリントした回転盤と塔1個ずつです。

いま注目されている金属3dプリンター

これまではプリンターと言えば書類などを印刷するものが一般的でしたが、最近では金属を使って作成ができる金属3dプリンターがにわかに注目されています。金属はあらゆる種類があり、その加工方法も多岐に渡るのでその技術面を考えればこのような製作用の機械が登場するというのは、とても斬新なことだと思います。通常の金属だと叩いて形を整える鍛造や、溶かして型に流し込む鋳造、熱を加えて接合する溶接など、人間が作業を行う場合には資格や相応の技術が必要とも言えます。これらの工程を基本的に一つの機械で行えるというのは非常に魅力的ですし、かつては手軽に製作することが困難だったものも、容易に作れるようになるかもしれません。金属の加工は古来から行われて来ましたが、技術の進歩と共に格段に進化しつつあります。

金属の加工なので主な用途としては工場で生産されるような何らかの部品や鉄板といったものが中心的な作成物になることが多くなると思います。よく使用される主な金属の種類としては鉄、チタン、アルミニウムなどこれら以外にも多くのものがありますが、高精度のランクの金属3dプリンターになると、特定の材質にレーザーなどを駆使して適切な溶解を行ったり、また素材の金属粉末を体積して焼結することによってレーザー使用時に起こりやすい形状変化を防ぎ、滑らかな加工を実現することも可能になりつつあります。さらにインクジェットプリンターの液体金属バージョンのようなものも開発されつつあり、このタイプはナノ粒子の液体金属噴霧し、高温で加熱して固めるため、より高精細な造形もサブミクロンレベルで行えます。

このように金属3dプリンターは工業用に使われそうな部品等はもちろん、エンドユーザーレベルの物体も作成でき、利用が著しい業界だと航空宇宙産業や自動車業界、医療分野などあらゆる方面での応用や利用が期待されています。コストの面においても金属の加工を行うことはある程度の費用はかかるのですが、それでも通常の金型を作るよりは、単品生産や少量生産品の場合だと企業もかなりコストダウンできる側面があります。その上、データーから作ることによって構造を最適化してくれて軽量化等もでき、試作品の完成スピードも非常に速いという折り紙つきな内容になりつつあります。当然、今後も研究開発によって改良がなされていくとは思いますが、金属3dプリンターの進化と高い性能は目覚ましいものがあります。